陽気に明るく病んだ

大量消費物や陳腐なものこそステキ!そして、なんといっても空虚!

アンディ・ウォーホル展1983〜1984
現代版画センター/1983年
品切れ中
Condition;良、オリジナルシルクスクリーン一葉入

現代版画センターが開催した展覧会のカタログ。石田了一の刷りによるシルクスクリーンが一葉収められている貴重なもの。版画を中心とした多数の図版のほか、赤瀬川原平、赤塚不二夫、荒木経惟ほか170名のウォーホルについての文章も収められています。28.5p×21.5p、184頁。→more


リキテンスタイン 版画の宇宙1948-1997 展
滋賀県立近代美術館ほか/展覧会実行委員会/1998年
price;\2,000
Condition;良

ポップアートの旗手,ロイ・リキテンスタインの版画作品を紹介した展覧会のカタログ。あまり知られていない初期の版画から、60年代ポップアートの時代、さらに97年に死去するまでの作品が紹介されています。30p×20.7p、167頁。→more


HOCKNEY POSTERS
David Hockney/Pavilion Books/1987年
price;\2,000
Condition;並

テキスト英文。ブライアンバッゴットが集めた、ホックニー自身が指揮をとり制作されたポスターが、大判の誌面いっぱいに紹介されている本。35.5p×26.3p、137頁。


デイヴィッド・ホックニー
中原祐介・監修/新潮社/1990年初版
price;\1,800
Condition;並

ホックニーの作品を収めた大判の画集。イングランドで生まれ、1964年にロサンゼルスへ移ってから制作された鮮やかなブルーが印象的な“プール・シリーズ”。67年頃から興味を持ちは始めたカメラを使ったフォト・コラージュ作品。カラーコピー機を使ったホームメイド・プリントなどなど。新しい絵画領域を切り開いたそれらを、一面に配して紹介しています。34.5p×26.5p、79頁。


ANDY WARHOL CARS アンディ・ウォーホル遺作展
ヴェルナー・シュピースほか/読売新聞社/1989年
品切れ中
Condition;並

1987年に逝ったウォーホルの遺作展として、伊勢丹美術館などで開催された展覧会のカタログ。ベンツ社の依頼により、彼の死の直前まで描いていた、「自動車」シリーズが紹介されています。 かなり充実した年譜も掲載。31.3p×26p、139頁。


THE ART OF ROY LICHTENSTEIN MURAL WITH BLUE BRUSH-STROKE
Bob Adelman/Pavilion Books/1987年
price;\1,800
Condition;並

テキスト英文。マンハッタンにある「エクイタブル・ライフ」社の新社屋のロビーに、ロイ・リキテンシュタインが制作した巨大な壁画があるようです。この本は、写真家・ボブ・アデルマンの写真とインタビューにより、その制作過程を追ったもの。このポップアートの旗手が、どのようにイメージを創造し、制作していくのかがうかがえて面白い。22.7p×22.6p、128頁。


アール・ポップ
谷川晃一・編/冬樹社/1980年初版
price;\2,500
Condition;並

「ポップ・アート」をフランス語読みすると「アール・ポップ」。でも、この本では、現代美術の一動向の“ポップ・アート”を指しているのではなく、大衆文化の中に見られる顕著な感覚を持つ人びとが創造した事物や行為ということらしい。「日常における事物に『道具』のような実用的必要性と『芸術作品』としての精神的必要性を見出そうとしているのである」(谷川晃一)。カラー図版で、1979年に開催された「アール・ポップ展」に出品された田中ルミ、矢吹伸彦らの作品展示風景、都市の中の「アール・ポップ」、広告デザインなどが多数掲載されています。


超科学紙芝居 虚構の神々
赤瀬川原平/青林堂/1978年初版
品切れ中
Condition;良、函付き

「ある日、空飛ぶ円盤から手紙がきた」。「私は毎朝一杯づつアンドロメダ星雲を呑んでいる」。「今夜もまた廃墟で・・・ガラスが一枚割れた」。といった感じではじまる奇妙な芸術(病術)マンガ集。21.5p×15.4p、286頁。


視線はいつもB級センス 脱意味の美術 1979−1981
谷川晃一/現代企画室/1981年初版
price;\1,800
Condition;並

60、70年代に一生懸命考えすぎて疲れてしまった美術家たち。79年から81年に台頭してきた「意味のない」美術を、「脱意味の時代」として、論じている本。堅苦しく論じるというより、気楽に読めるサブカル評論集という感じ。21.6p×15.4p、330頁。


まんが1 創刊号
赤塚不二夫・編集/日本社/1972年
price;¥1,300
Condition;付録レコード欠け、並

赤塚不二夫が私財をつぎ込み、責任編集で創刊された雑誌『まんがNo.1』。この創刊号の表紙は、なぜか3枚にわたってあり、すべて横尾忠則がデザインしています。ほとんどが、エログロナンセンス・マンガで、しかも「ナンセンス・ソング・レコード」というのが付録として付いていたらしい(当店のものは欠けています)。登場しているのは、平井和正、永井豪、谷岡ヤスジ、山上たつひこ、松本零士、などなど。25.5p×18p、190頁。


カメラ小僧の世界旅行
篠山紀信、赤塚不二夫/晶文社/1977年初版
price;¥2,800
Condition;少ヤケ

篠山紀信がカメラ小僧の目になって、世界9カ国をめぐって撮影した写真集。赤塚不二夫が描いた篠山紀信(まったく本人に似ていない)のマンガキャラクターがところどころに登場し、カメラ小僧のコトバで解説を加えているギラギラした写真集です。30.3p×21.5p、120頁。